小岩散策③ 小岩神社

江戸川区小岩にある小岩神社に参拝

善養寺と影向の松に続いて小岩神社のご紹介です。

そのお名前のとおり小岩にある神社です。

小岩の他の神社に興味のある方はこちらをクリックしてください。
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小岩神社へのアクセス

小岩駅より徒歩10分程度

途中JRの高架近くに たこ田信玄というたこ焼き屋がある。
お笑い芸人 麒麟の田村さんのお兄さんのお店らしいですよ。

いざ小岩神社へ参拝

御祭神
天照皇大御神(あまてらすおおみかみ)
住吉大神(すみよしのおおかみ)
天児屋根大神(あめのこやねのおおかみ)
八幡大神(はちまんのおおかみ)
衣通姫大神(そとおりひめのおおかみ)

こちらが小岩神社の鳥居。

ちなみに鳥居の手前は道路です。
やはり東京都内の神社は境内が狭くなってしまいます。
まあ都内ですからね。
それでも神社を残そうとするところに、神社を大事にする心意気が表れているようです。

こちらが拝殿(本殿)。

拝殿の右隣にあるのが稲荷神社(稲荷大明神)です。

拝殿の左手には、わらじ石があります。

わらじ石とはなんでしょうか?
こちらの石がわらじのような形だから?
それとも小岩ではわらじの生産が盛んだったのでしょうか。

わらじ石の左手前には

白い鳥居があります。
その白い鳥居の中には、道祖神社・日枝神社・三峰神社・浅間神社があります。

拝殿の左手奥には和魂(みたま)神社があります。

小岩神社の由緒

小岩の地は下総国の国府(市川市国府台付近)に程近く早くから開発が進みましたが、鎌倉時代にこの一帯を治めていた御家人葛西清重を祖とする同氏によって伊勢神宮に寄進され『葛西御厨』と称されました。 以来 崇敬心篤い下小岩村に、 天文五年(1536) 『五社大明神』『五社明神社』と呼ばれ広く尊崇を集めておりました当神社を下総国行徳より遷座し、小岩の総鎮護さまとして篤くお祀りすることとなりました。 江戸に幕府が開かれると、将軍お膝元の古社として、四代将軍家綱公に仕え大老職まで務めた酒井雅楽頭や板倉筑後守といった重臣達によって、寛文十一年(1671)本殿・拝殿の寄進をうけました。 天保十一年(1840)九月には摂社の一つであった現在の地にご遷座いたしました。その後 時代の流れと共に社殿の老朽化が進み、これを憂いた氏子崇敬者のご奉賛により御造営の企画がなされ、昭和三十七年十月に現社殿が竣工し、尚一層の御神徳をもって小岩の街を見守っておられます。
小岩神社ホームページより抜粋)

境内の由緒書きによると、

天照大御神
八幡
春日
住吉
玉津島

の五座が祀られているとあります。

小岩神社の御祭神

天照大御神(あまてらすおおみかみ)

伊勢の神宮に祀られている神様。
関東だと神明神社に祀られていることが多いでしょうか。

天津神(高天原)の代表といえる神様。
ゆえに日本全国に祀られている。

また須佐之男命のお姉さんとされている。
天の岩戸の神話が有名。

八幡大神(はちまんのおおかみ)

八幡宮に祀られている神様。

第15代天皇応神天皇(誉田別命:ほんたわけのみこと)と同一神とされている。
ちなみにこちらの応神天皇が実在した初の天皇とする説がある模様。
第10代崇神天皇とする説もあるようです。

天児屋根大神(あめのこやねのおおかみ)

春日大社などに祀られている神様。

天の岩戸神話で天照大御神が岩戸の中に隠れた際、祝詞を奏した神様。
春日大社ホームページによると、神事と政治を守り導かれる神様とのことです。

住吉大神(すみよしのおおかみ)

住吉大社に祀られている神様と思われる。

住吉大神は
底筒男命(そこつつのおのみこと)
中筒男命(なかつつのおのみこと)
表筒男命(うわつつのおのみこと)
及び
息長帯姫命(神功皇后)であると思われる。

住吉大神(住吉三神)についてはこちらが分かりやすくまとめえてくれています。

衣通姫大神(そとおりひめのおおかみ)

玉津島神社に祀られている神様。

現時点であまり存じ上げない神様ですが、個人的にたいへん興味のある神様。
『そとおり』とは、『袖が透き通る』からきているとか。

衣通姫についてはこちらをどうぞ。

小岩神社の摂末社

稲荷神社(稲荷大明神)

御祭神
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)

お名前のとおり稲の神様。
現代だと商売繁盛を祈願する神様。
須佐之男命の御子神ともされています。

和魂(みたま)神社

由緒書きによると、小岩の戦没者の方々を祀っているとのことです。

白い鳥居の内にある摂末社

道祖神社

御祭神
不明(おそらく猿田彦命)

道祖神社とはお名前のとおり道祖神(どうそじん)を祀る神社である。
道祖神は塞の神(さいのかみ)とも呼ばれる。

そもそも道祖神とは

「さえ」は遮る意》悪霊が侵入するのを防ぎ、通行人村人災難から守るために村境などに祭られる神。みちの神・たむけの神・峠の神・(ふなど)の神・道祖神(どうそじん)・さいの神などの言い方がある。
コトバンクより引用)

道端にいらっしゃるお地蔵さまも道祖神にあたるのでしょうか?

また、道祖神=猿田彦命とされることもあるようです。
こちらについては勉強不足なので、またの機会に。

ちなみにこちらの道祖神社の脇には猿の石像がある。
こちらは猿田彦命を表しているのでしょうか?

日枝神社

御祭神
大山咋神(おほやまくひのかみ)

日枝神社といえば、東京赤坂にある日枝神社が有名かと。

三峰神社

御祭神
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
伊弉册尊(いざなみのみこと)

奥秩父にある三峰神社が有名。
三峰神社に興味のある方は週末ただたか睦神社のご紹介をどうぞ。

浅間神社

御祭神
木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)

天孫降臨をされた瓊瓊杵尊の奥さん。
浅間神社といえば富士山本宮浅間大社が有名。

浅間神社に興味のある方は週末ただたか睦神社のご紹介をどうぞ。

小岩神社を参拝して

やはり都内の神社と埼玉の神社は雰囲気が違う。
それは境内の広さもあるが、どこか空気が違うように感じるのです。

今後、埼玉や東京、そして千葉の神社を参拝していけばその理由が少しは分かる気がします。

当面はまた埼玉(武蔵国)の神社を参拝していく予定です。

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