ロジャーズ・カップでチチパスは惜しくも準優勝! やはりナダルは強い! 

ロジャーズ・カップでチチパスは惜しくも準優勝! やはりナダルは強い!

まさかの記事の投稿を忘れるという事態・・・。
1週間遅れのロジャーズ・カップの決勝戦の感想です。

ギリシャの19歳(決勝の日に20歳になったけど)、ステファノス・チチパス。

ATP1000のロジャーズ・カップでは、ティーム、ジョコビッチ、A・ズベレフ、アンダーソンと、トップ10選手を立て続けに破って決勝に進出!

19歳(決勝戦の日が誕生日で20歳)でATP1000のグレードの大会で決勝に進出・・・。
なんという選手!
身近な状況に置き換えてみると、大学2年生がATP1000の大会であのジョコビッチたちを倒して、決勝に進出したってことですよ!
国内の大学生選手も、最近はフューチャーズで優勝したりと奮闘しています。
大学生でフューチャーズ優勝はすごいことです。アジア圏の大会だとしても。

しかし!
チチパスはATP1000のグレードの大会で決勝に進出するという快挙!
あらためて考えるとすごいことです。
とくにここ最近はテニス全体のレベルが上がったのか、10代の選手が大きく活躍することが長い間ありませんでしたから。
(A・ズベレフも10代から活躍してますけどね)

そんなチチパスでしたが・・・

やはりナダルは強かった!

ここにきて、再びナダルがとんでもない強さを見せています。
一時期は怪我や年齢によるものか、負けることも多くなっていたのですが、今年のナダルは本当に強い!
今年に入って実質負けたのは、チリッチ、ティーム、ジョコビッチといったトップ10選手だけですからね。
得意のクレーだけではなく、ハードコートでも、そしてグランドスラムでも好成績を残しています。

なんだこの強さは!?

もともとチチパスは右のシングルバックハンドで、身体もまだ出来上がってないでしょうから、ナダルのフォアに対応しきれていないでしょう。
それに加えて、ナダルのこの強さ!

これはさすがにチチパスも相手が悪かった・・・。

しかし、
まさかチチパスがここまで急激に成績を上げてくるとは思ってもいませんでした。
(去年の楽天ジャパンオープンの予選で実際に見ているので)

チチパスは決勝でナダルに敗れはしましたが、今後にとても期待ができます。
A・ズベレフにチョリッチなど、有望な若手が出てきただけではなく、着実に実力をつけて、さらに結果を出し始めています。
こうなると男子テニスツアーもいっそうおもしろくなるってもんです。

そしてその若手の前にいまだ立ちはだかるビッグ4。
若手対ベテラン勢、若手対ビッグ4の構図が描けそうです。

フェデラーとナダルがいまだトップレベルで活躍。
そしてジョコビッチの復活。
いずれマレーやワウリンカも復活してくるでしょう。
そこに挑む、チチパスといった若手たち。

錦織もこのまま負けていられないぞ!

▶テニスの関連記事に興味のある方はこちらをクリックしてください。

広告