今回の目次
ミシュランに三ツ星認定された高尾山に登ってきました。
高尾山といえばサラリーマンの背広姿でも登れるという低山・・・。
背広の有用性はマスターキートンの第1巻でも認められたことでありますが、それはそれとして、せっかくの登山なので小仏峠から高尾山へ向かうルートを選択しました。
(城山茶屋に置いてあったスタンプラリーの冊子より引用)
高尾山と一口に言っても、いろいろとアクセスするルートがあるようです。
知人から小仏峠を強く勧められたので、今回は小仏峠を経由して高尾山へ向かうことにしました。
ここでアクセスと行程
≪高尾山口駅と小仏バス停までのアクセス≫
JR大宮駅~JR西国分寺~JR高尾山口駅~高尾山駅北口バス停[高01]小仏行き~25分程度~小仏バス停下車
≪ざっくり登山行程≫
8:40 小仏バス停出発
8:55 景信山分岐
9:00 小仏峠登山道
9:24 小仏頂上?(小仏バス停・陣馬山・高尾山の3分岐点)
9:44 相模湖展望台
10:02 城山茶屋で一服
10:40 城山茶屋出発
11:30 高尾山山頂到着、稲荷山コースで下山
12:25 稲荷山コース中腹展望台
12:55 稲荷山コース登山口
JR高尾山口からバスに乗って小仏峠の登山口である小仏バス停へ
小仏峠の登山口へは、高尾山口駅の北口からバスに乗っていきます。
日曜日ということもあり、すでにバス停には長蛇の列ができていました。
高尾山口駅の北口バス停からは小仏峠だけでなく、陣馬山へ向かうバスも出ているのです。
今回は目的どおりの小仏峠へ向かうバスに乗りこみ、揺られること25分程度・・・。小仏バス停に到着です。
さて、ここまで一枚も写真がありません(^_^)’’
もともと写真をあまり撮らない性分なもので・・・。
いよいよ小仏峠から登山開始!
〈8:40〉
小仏バス停からはしばらく舗装された道路を歩きます。
出発してすぐにあった浅川神社に道中の無事を祈願して、てくてくと上り続けます。
〈8:55〉
景信山分岐に到着。
見事に見にくい。写真を撮りなれていないのが一目瞭然ですな。
後ほど手に入れた登山地図で確認したところ、ここから景信山を登って陣馬山まで抜けるルートがあるようです。
次回は挑戦ですな。
〈9:00〉
小仏峠の登山口に到着。
ここまでは車で来れるようで、数台駐車してありました。
トイレもあるので安心。
ここからは舗装路ではなく、ちょっとした山道になります。
てくてくてくてく。
小川のせせらぎが心地よいです。
〈9:06〉
水場を発見!
おぉ、これぞ登山・・・。
こんな水場はずいぶん前に屋久島を歩いたとき以来だ。
無表情を装いつつも内心感激しながら、登り始めたばかりでまったく喉が渇いていないにもかかわらず一口頂く。
うむ、生ぬるい。
喉も心も潤ったところで登山再開。
ふと、
山道の写真を一枚。
というのも、山道の暗さに思わず撮ってしまいました。
この日は快晴で登山には最高の天候だったのですが、山の中は暗いですね。
昔の人々が山を畏れた理由がなんとなくわかったような気がしたところで、登山再開。
てくてくてく。
あっ、という間に登頂?
〈9:24〉
あっという間に登ってしまいました。
新しさを感じさせるベンチでちょっと休憩。
案内図があったので撮影。これで道に迷うことはないはず。人生という道にも案内図があればと思わずにはいられません。
ここはちょっとした平らなところで、小仏バス停、高尾山、そして陣馬山へと3つの分岐になっているようです。
当然、進路は高尾山へ。
たぬきと
記念碑を過ぎたところで、
地図との遭遇
〈9:40〉
登山地図の販売に遭遇。
紙の地図に目がないので即購入。
高尾山・景信山陣馬山登山詳細図(762円+税)
奥多摩登山詳細地図(880円+税)
作成者の守屋さんと奥さんが販売されていました。なんでも守屋さんが歩いて計測した地図だそうです。
これは信頼できる。
地図を手に入れたことでますます高尾山登山が快適になったことは間違いない。
現地で地図を手に入れるという自分の準備の甘さを見ないふりをしながら、城山茶屋へ向けててくてくと再開。
〈9:44〉
地図を手にしたことで意気揚々と登っていると、少し開けたところに。
相模湖が! あまり見えない!
途中トレイルランの集団とすれ違いつつ、ひとり寂しく山道を歩き続けていると、
城山茶屋に到着
〈10:02〉
小仏バス停から歩き始めて1時間30分足らず。
まったく達成感もなく、城山茶屋に到着です。
東京の都心が遠くに見えます。
すすきもいい感じです。
ついでに天狗もいい感じです。
山といえば天狗ですからね。
ここ城山茶屋からは各方面に行けるみたいです。
高尾山はもちろん、相模湖や日影バス停(小仏バス停の手前にある)にも行ける模様。
せっかくなのでちょっと休憩して、茶屋でなめこ汁を頂きました。
なめこが市販のものと違って大きくて、とても美味しかったです。
もちろん写真はないです。
雄大な富士山を望む
なめこ汁も頂いたところで周囲を徘徊していたところ、絶景スポットを見つけました。
富士山です。
富士山と一本松と知らない方です。
富士山のあまりの雄大さに、20分ほど草むらに座って眺めてしまいました。
雪を被った富士山。
群を抜いて巨大な富士山。
周囲の山々も美しかったですが、富士山の存在は際立っていました。
「古来より人々が富士山を信仰の対象にしてきた気持ちがわかるなぁ」
と思い至ったところで、マダニ的なものと遭遇。逃げるようにその場を後にしました。
ついに高尾山山頂に到着するも・・・
〈11:30〉
高尾山山頂に到着。
その日は日曜日。高尾山山頂は人で埋め尽くされていました。
ざっと山頂を歩いただけで、ささっと稲荷山コースへ。
なのでもちろん写真はない。
高尾山の登山ルートはたくさんあるのですが、今回はいちばんきついだろうと思われる稲荷山コースへ。
高尾山山頂に到着した時点でほとんど疲れていなかったので、余裕を持って下山です。
ちなみにここから写真はほぼありません。
〈12:25〉
稲荷山コース中腹の展望台で撮ったこの一枚ぐらいです。
普段写真をあまり撮らないので、カメラ疲れが出たのかもしれません。
これといって写真を撮ることなく、登山慣れしたおじさんに後ろから急かされたりしつつ、ゆっくりと稲荷山コースを下っていきます。
さすが高尾山の数ある登山コースのなかでも最も厳しいとされる稲荷山コース。下りであってもなかなか膝にきます。
ジーンズで登っている方もいましたが、稲荷山コースはそれなりの服装で臨んだほうがいいかもしれません。
〈12:55〉
稲荷山コースの登山口に到着。
登山口にあったお稲荷さんに無事に登山できたお礼を伝えて、今回の登山は終了です。
小仏峠~高尾山の感想
楽でした。
小仏バス停から小仏峠は拍子抜けするぐらい楽でした。
また「登り切ったぞ!」という達成感もないまま終わってしまいました。無念。
高尾山の稲荷山コースから登って、小仏バス停まで降りるルートのほうがきついかもしれません。
それでも気分は爽快です。たまには山道を歩くのもいいですね。
あと余談ですが、高尾山を下山したところにあるTAKAO599MUSEUMがなかなかステキでした。
高尾山にまつわる植物や虫の標本があり、なかなか楽しめます。しかも無料です。
ちなみに写真はありませんので、高尾山に行った際は覗いてみるのもいいかもしれません。