永田町にある日枝神社に参拝

永田町がすぐそこに! 神猿がいらっしゃる日枝神社に参拝

御祭神
大山咋神(おおやまくいのかみ)

相殿神
国常立神(くにのとこたちのかみ)
伊弉冉神(いざなみのかみ)
足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと)

永田町といえば日本の政治の中枢。
その永田町のすぐそばに、こちらの日枝神社はあります。
またこちらの日枝神社といえば、山王祭がたいへん有名です。




日枝神社へのアクセス

地下鉄の赤坂・赤坂見附・溜池山王・国会議事堂駅から徒歩5分ほど

すぐそこに衆議院会館とかがあるぞ!

いざ、日枝神社に参拝

日枝神社の鳥居は三か所(と思われる)。

東(溜池山王駅近く)の大鳥居。

南の鳥居。エスカレーターがあるぞ!

西の千本鳥居を彷彿とさせる鳥居。外国人に大人気!

私は東の大鳥居から参拝しました。

大鳥居の右手に由緒書きがあります。
さすが日本の政治の中枢、永田町にある神社。由緒書きもきれいです。

大きな階段を上ると、

楼門(?)もまた美しく大きい。

こちらの楼門の裏側がこちら。

楼門には『皇城之鎮』とあります。

左右に神猿像がいらっしゃいます。

境内は都内の一等地とは思えない広さ!

本殿(拝殿)がこちら。

本殿(拝殿)の両脇にいらっしゃるのが狛犬、ではなくて・・・

こちらにも神猿がいらっしゃいます。
山王祭のホームページによると、ご夫婦のようです。

本殿を右手に進んでいくと摂末社があります。

摂末社の中には二つの社があります。

右手に八坂神社と猿田彦神社(合祀)。
左手に山王稲荷神社があります。

こちらの摂末社を左手に進んでいくと千本鳥居のように連なった朱色の鳥居があります。

外国の方の人気スポットらしく、スマホの画面を見せられて「どこにありますか?」と尋ねられました。

もちろん、堂々とお答えしましたよ。身振り手振りでね!

日枝神社の御由緒

日枝神社は『山王さん』と親しまれてきたようです。

詳しく知りたい方は日枝神社のホームページをどうぞ。

また、日枝神社の総本社は滋賀県大津市にある日吉大社とされています。

どうして狛犬ではなく神猿が?

日枝神社の社殿には、ほかの神社と大きく違う特徴があります。それは、境内に狛犬ではなく「猿」が置かれているところです。 猿は、もともと神様と人間のあいだをとりもつ存在として、昔から敬われる存在でした。大山咋神が山の神ということもあり、同じく山の守り神とも呼ばれる猿が使いとして重宝されていたようです。「さる」という音から勝る(まさる)」「魔が去る(まがさる)」とも考えられ、勝運の神や魔除けの神として置かれています。音読みの「えん」という音から、猿が「縁(えん)」を運んできてくれると考え、商売繁盛や縁結びの祈願を受けに来る方も多くいます。
山王祭ホームページより引用)

日枝神社の本殿(拝殿)のご紹介

御祭神
大山咋神(おおやまくいのかみ)

相殿神
国常立神(くにのとこたちのかみ)
伊弉冉神(いざなみのかみ)
足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと)

主祭神の大山咋神(おおやまくいのかみ)は大年神(おおとしのかみ)の御子神とされています。
大年神といえば、週末ただたかでは上野にある下谷神社でご紹介しています。
こちらの大年神もまたお稲荷さんであり、そして須佐之男命の御子神でもあります。
ですので日枝神社の御祭神の大山咋神は須佐之男命の系統の神様だといえます。

日枝神社のホームページが分かりやすい)

日枝神社の摂末社のご紹介

内部の写真はありませんので、興味のある方は一度参拝してみては?

八坂神社・猿田彦神社(右)

御祭神
八坂神社 須佐之男命(すさのおのみこと)
猿田彦神社 猿田彦命(さるたひこのみこと)

須佐之男命は本殿主祭神の大山咋神のお祖父さん(?)にあたる神様。
さいたま市の大宮にある武蔵一宮氷川神社が有名。
ゆえに摂末社に祀られているのでしょう。

猿田彦命は瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の天孫降臨の際に、道案内を務められた神様。
さいたま市だと足立神社の御祭神。
日枝神社に猿神がいらっしゃることから、『猿』田彦命が祀られているのでしょうか。
それとも他に理由が・・・。

山王稲荷神社

御祭神
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)

御祭神はお稲荷さん。
お稲荷さんといえば、大年神もまたお稲荷さんと呼ばれている。
そして大年神といえば、本殿主祭神の大山咋神のお父さんにあたる神様。
ゆえにこちらに稲荷神社があるのも頷ける。
もっとも、稲荷神社は多くの神社の境内に鎮座されているんですけどね。

日枝神社参拝後記

なんといっても場所がすごい。
神田明神も都内の一等地に鎮座されているが、こちらの日枝神社は日本の政治の中枢に鎮座されている。
東京の土地は高い!
といいつつ、そんな現代にこれほど広大な境内を持つ日枝神社が残されていることが不思議であり、そしてすばらしい。

そして御祭神の大山咋神。
こちらの神様をもっと知ることで、遥か昔の日本の姿を知ることができるかもしれない。

ということで、週末ただたかでは今後も一歩ずつ歩いていきます。

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