渋谷駅の神社① 道玄坂の先にある千代田稲荷神社に参拝
御祭神
宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと=倉稲魂命)
おしゃれタウン渋谷。
おしゃれ度の低い私はあまり近づかないところです。
渋谷のセンター街や道玄坂といえば繁華街中の繁華街。
きっと地価もとんでもないことでしょう。
そんな渋谷の繁華街にあっても、こうして神社が鎮座されているのです。
日本って不思議ですね。
渋谷の繁華街にある千代田稲荷神社へのアクセス
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2丁目20−8
各線渋谷駅から徒歩10分ほど
渋谷の繁華街は歩いているだけでも楽しいぞ!
いざ、渋谷にある千代田稲荷神社へ参拝
渋谷駅から道玄坂をとぼとぼ上って行き、途中で右手にある渋谷らしい路地に入れば千代田稲荷神社があります。
こちらが千代田稲荷神社の入り口。
ちなみに奥に見えるのが社務所です。
おそらく御朱印はそちらで頂けるかと思われます。
なんとホテル街にあるのです!
さすが渋谷・・・。
渋谷らしい街のなかに、神社が溶けこんでいます。
といっても、
神社の近くに歓楽街があるのはおかしなことではなかったりします。
というのも、
もともと神社の近くには歓楽街があるのが当然だったらしいです。
あの伊勢の神宮の参道のおかげ横丁も、かつては歓楽街だったようです。
有名な寺社に参拝して、参拝後は歓楽街に立ち寄る。
これが当時のスタンダードだったみたいですよ。
もともと日本は性に対しておおらかだったようですし、なによりも神社とは必ずしも厳粛で神聖なものではないですからな。
さて、
こちらが千代田稲荷神社の鳥居と境内の様子です。
とてもこじんまりとした境内です。
(渋谷の繁華街にあることを考えれば、とんでもなく広いともいえる)
こちらが由緒書き。
御祭神の宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと=倉稲魂命)は稲作の神様であり、時代が下っては商売繁盛の神様であります。
由緒書きには、
『米一粒が何倍にも増えるように、広く殖産の神としてあがめられ』
とあります。
その言葉通り、現在の渋谷はとても発展しています。
きっと当時の人々が考えていた以上に。
そんな宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと=倉稲魂命)を祀る千代田稲荷神社の本殿(拝殿)がこちら。
そして千代田稲荷神社の左手には中川稲荷大明神があります。
稲荷神社らしい鳥居です。
こちらの中川稲荷大明神の御祭神も宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと=倉稲魂命)と考えられます。
渋谷の繁華街にある千代田稲荷神社と中川稲荷大明神。
渋谷は雑然としたイメージが強い街ですが、こちらの神社はたいへんきれいに祀られています。
千代田稲荷神社と中川稲荷大明神の現在の在り様に、渋谷もいい街なのかもしれないなぁ、とか思ったりします。
(私が渋谷があまり得意じゃないので)