鎌ヶ谷市の神社② 鎌ヶ谷八幡神社と鎌ケ谷大仏に参拝

鎌ヶ谷市の神社② 鎌ヶ谷八幡神社と鎌ケ谷大仏に参拝

御祭神
八幡大神(はちまんのおおかみ)
誉田別尊(ほんだわけのみこと)

前回の道野辺八幡宮に続いて、今回は鎌ケ谷市にある鎌ヶ谷大仏駅近くの鎌ヶ谷八幡神社のご紹介です。

今回鎌ケ谷市の神社を参拝させて頂くにあたり、数ある神社の中から比較的大きな神社に参拝させて頂くことにしました。
それが鎌ケ谷市総守護神の道野辺八幡宮と、今回ご紹介させて頂く鎌ヶ谷八幡神社です。

こちらもまた、前回に続いて八幡大神を祀る神社です。
やはり現在の鎌ヶ谷市の辺りでは八幡大神を祀る八幡神社の勢力が大きかったのだと思われます。
それはやはり、平将門の影響だったと考えられます。
(但し、鎌ヶ谷八幡神社の由緒書きによると清和源氏の影響によるものとある)

さらに今回は、鎌ヶ谷八幡神社の向かいにある、鎌ヶ谷大仏もご紹介させて頂きます。




鎌ヶ谷八幡神社へのアクセス

新京成線鎌ヶ谷大仏駅から徒歩1分ほど

地図より実際はすぐだぞ!

いざ、鎌ヶ谷八幡神社に参拝

鎌ヶ谷八幡神社の鳥居と境内

新京成線の鎌ヶ谷大仏駅を出て、すぐのところに鎌ヶ谷八幡神社はあります。

こちらが一の鳥居。

道路に面して鳥居があります。
すがすがしいほどの逆行です。
やはりスマホのカメラでは限界があります・・・。
カメラ買おうかなぁ。

鳥居の手前には御祭神の表記があります。

境内に摂末社がたくさんあります。
また、神仏習合の名残も濃く残されています。
おそらくもともと寺だったのでしょう。

さて、
鳥居をくぐると右手に由緒書きがあります。
八幡大神についてしっかりと記述されているのがありがたいです。

参道を進むと、広々とした境内が広がっています。

こちらの鎌ヶ谷八幡神社の境内はたいへん広く感じます。
それというのも、境内に大きな樹や大きな建造物がないからです。

そう、本殿の拝殿も大きくありませんし、神社に必ずといっていいほどある樹木も茂っていないのです。
なぜなんでしょう?
やはり寺の色が濃いのでしょうか?

鎌ヶ谷八幡神社の本殿(拝殿)のご紹介

参道の正面に鎮座されているのが本殿(拝殿)です。

やや小さめな社です。
しかし美しく、そしてどこか鋭い印象を受けます。
なんとなく強そうな社です。
(どこか寺のようにも見えます)

鎌ヶ谷八幡神社の摂末社のご紹介

本殿(拝殿)のすぐ左手にあるのがこちらの社です。

妙正大明神、天満宮、稲荷大明神とあります。

本殿(拝殿)の右手にはいくつかの摂末社と、

庚申道標(こうしんどうひょう)があります。
道しるべのような意味合いがあったとされています。
もっと突き詰めていけば違った意味合いもあったのでしょうが、今回は掘り下げません。

こちらお庚申道標の裏手に摂末社がいくつかあります。

こちらが浅間神社。
御祭神は木花咲耶姫命(このはなさくやびめのみこと)と思われます。

こちらの手前にあるのが、

左にあるのが古峯神社です。
御祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)と思われます。

右手にあるのが三峰神社(『峰』表記)です。
御祭神は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)と思われます。

また、
参道を鳥居のほうに進んでいくと、子安観音、太子堂、道祖神の社があります。

太子堂が聖徳太子を祀っているのであれば、やはり寺の要素が濃いことが考えられます。

さて、
こちらの鎌ヶ谷八幡神社には『八幡神社合祀所』というものがあります。

かつてこちらの鎌ヶ谷八幡神社にあったものが、今もこうして境内に祀られているのだそうです。
ずいぶんと多くの神社を参拝させて頂いていますが、このような場所を見るのは初めてかもしれません。

鎌ヶ谷八幡神社の向かいにある鎌ヶ谷大仏のご紹介

鎌ヶ谷八幡神社の道路を挟んだ向かいには寺と墓地があります。
そこにいらっしゃるのが、

こちらの鎌ヶ谷大仏様です。

そしてこちらの鎌ヶ谷大仏ですが!

あまり大きくありません。
1.8メートルほどだそうです。
むむ、意外と小さい。

鎌ヶ谷八幡神社の御由緒から八幡大神を超個人的に考察する

さて、
週末ただたかでも八幡大神について少しずつ考察を重ねてきています。
それだけ八幡大神という神様も謎の多い神様なのです。

おそらく、八幡大神という神様は武勇に優れた神様と思われます。

ですので、平将門ら平氏も信仰したと考えられます。
そしてそれは源氏も例外ではなかったようです。

鎌ヶ谷八幡神社の由緒書きには、

永承元年(1046年)源頼信が八幡大神を清和源氏の氏神にした

とあります。
(一口に源氏といっても、いろいろな源氏があるんですね)

・・・。
平氏も源氏も信仰する八幡大神とはどのような神様なのでしょうか。
そしてなぜ、武士たちからこれほど篤い信仰を集めることになったのでしょうか。

やはり八幡大神という神様には興味を惹かれます。

今後全国の神社を参拝し続けていれば、いずれ八幡大神という神様のことが少しずつ分かってくるかと思います。
その際はまた超個人的な考察を展開していきたいと思います。

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