全豪テニス2019⑦ 錦織が強すぎる!2セットダウンから勝ち切る強さ!
フェデラーがチチパスに負けてしまい、
「もう今年の全豪は終わった・・・」
などと思ったりもしたのですが、
錦織が強すぎる!!!
カレノブスタ相手に2セットダウンの苦境から、ファイナルセットタイブレークを制して大逆転勝利!
これでも勝つか!?
本当に負けない!
これぞトップ選手の強さ!!!
いやいや、ストレートで勝てよ。
とか思う方もいるかもしれませんが、相手も世界トップレベルの選手です。そう簡単に勝たせてくれません。
すでに3回フルセットを他戦い、そして勝ち切った錦織。
カルロビッチとの試合も、カレノブスタとの試合も、ただフルセット戦って勝った、というだけではなりません。
ぎりぎりまで追い詰められて勝ち切ったことに大きな意味があるように思います!!!
このぎりぎりの状況で、それでも最後まで折れず諦めず勝ち切る。
それがどれほど難しく、どれほど自信になるか。
たとえるなら、
死に際から復活したサイヤ人がものすごく強くなるようなものです。
負けない強さ。
勝ち切る強さ。
今の錦織にはそんな強さがるように思います。
これはもしかしたら、もしかしたらありうるのかも・・・。
一方ではラオニッチがズベレフを圧倒!!!
アレクサンダー・ズベレフはマスターズ1000のタイトルを持ち、去年はマスターズファイナルでフェデラーとジョコビッチを破って優勝した次世代のナンバーワン候補!
その実力とポテンシャルは疑いようがありません。
が、
グランドスラムに弱いんですよね・・・。
しかし今年の全豪はしっかりと勝ち切ってきた。
このままいけば、ついにグランドスラム優勝達成か?とも思ったりもしました。
しかし、
今回はラオニッチが強かった!
錦織、ディミトロフと並んで次世代を引っ張る選手と期待されたミロシュ・ラオニッチ。
ここ数年は怪我にも悩まされ、よい成績を残すことができていませんでした。
しかしここにきて、ズベレフを圧倒して強さを示した!!!
(ズベレフの調子も悪かったようですけど)
錦織とラオニッチがそろって全豪オープンで勝ち上がってきました。
(ディミトロフは負けてしまいましたが)
まだジョコビッチもナダルも、他にも実力者が勝ち上がってきています。
しかしそれでも、錦織とラオニッチのどちらかが最後に笑うのではないか?
そう思わせてくれる今年の全豪です。