今回の目次
東京のパワースポット?天照皇大神を祀る東京大神宮に参拝
御祭神(東京大神宮公式ホームページより引用)
天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
豊受大神(とようけのおおかみ)
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
東京のほぼ中央に鎮座される東京大神宮。
社殿の美しく荘厳です。
東京のお伊勢さま、東京大神宮へのアクセス
JR飯田橋駅から徒歩5分ほど
地下鉄九段下駅からも徒歩10分ほど
東京大神宮の近隣には角川書店(KADOKAWA)があったりと、
東京ならではの文化にひたれるぞ!
いざ、東京のお伊勢さま、東京大神宮に参拝
こちらが東京大神宮の鳥居です。
東京の真ん中とは思えないほど青々としています。
大都会のオアシスですね。
鳥居をくぐり階段を上がると、本殿(拝殿)があります。
東京のお伊勢さまと称されるだけあって、
美しく、そして荘厳な社殿です。
カメラワークも申し分ありません。
写真は撮れませんでしたが、本殿の右手には憩いのスペースが設けられていて、
境内でくつろぐことができます。
この憩いのスペースも、参拝者が多い理由の一つでしょうか。
境内には本殿の他に、飯富稲荷神社が鎮座されています。
御祭神は稲荷大神(いなりのおおかみ)と大地主大神(おおじぬしのおおかみ)。
東京のお伊勢さま、東京大神宮の御由緒
江戸時代、伊勢神宮への参拝は人々の生涯かけての願いでした。明治の新国家が誕生すると、明治天皇のご裁断を仰ぎ、東京における伊勢神宮の遥拝殿として明治13年に創建された当社は、最初日比谷の地に鎮座していたことから、世に「日比谷大神宮」と称されていました。関東大震災後の昭和3年に現在地に移ってからは「飯田橋大神宮」と呼ばれ、戦後は社名を「東京大神宮」と改め今日に至っております。
現在広く行われている神前結婚式は、当社の創始によるものであり、今も神前において伝統的な結婚の儀式を守り伝えております。
(東京大神宮ホームページより引用)
東京大神宮ホームページによると、
創建は明治時代とあります。
ずいぶんと新しい神社です。
さて、
明治時代。
新時代の幕開けです。
そしてこの明治という新時代。
『日本』という国、
『日本』らしさ、
『日本』であることが求められた時代でもあるようです。
そして『日本が日本であるために』、
明治になって『神社』の存在が見直されました。
(『見直された』という表現が適切かは分かりませんが・・・)
江戸、あらため東京。
新時代の日本、新時代の東京に必要だったもの。
それは象徴。
そしてその象徴こそが、
天皇であり、神社であり、そして天照大神(あまてらすおおみかみ=天照皇大神)だったのかもしれません。
東京のお伊勢さま、東京大神宮の御祭神のご紹介
天照皇大神
伊勢神宮の内宮(ないくう)の御祭神。日本国民の総氏神。
須佐之男命のお姉さん神としても有名。
いちばん有名だろう神様ですが、
それゆえにいちばんそのお姿は謎に包まれている神様でもあります。
豊受大神
伊勢神宮の外宮(げくう)の御祭神。農業、諸産業、衣食住の守護神。
天照大神のお食事を用意される神様。
ゆえに農業や食物の神様とされる。
個人的には豊受大神こそ、斎宮(さいぐう・いつきのみや)なのではないかと考えていたりします。
東京を象徴する神社、東京大神宮
さて、
東京のお伊勢さまと称される東京大神宮ですが、
まさに東京を象徴する神社と言えるでしょう。
創建は明治時代。
東京のお伊勢さま。
御祭神は天照皇大神。
まさに時代が必要とした神社と言えるのではないでしょうか。
神社も様々な形があります。
創建の理由も、存在の理由も様々です。
しかし、
理由がすべてではないと思います。
たいせつなのは、
現代にあっても多くの人の信仰を集めるといったことではないでしょうか。
人が集まるところ。
それこそが神社の原始の姿なのではないでしょうか。