秋葉原の神社① 柳森神社とおたぬき様

秋葉原の柳森神社とおたぬき様を参拝

御祭神
倉稲魂大神(くらいなたまのおおかみ)
他七柱

秋葉原には数えきれないほど行ったことがあるのですが、こちらの神社に参拝したことはありませんでした。
そもそもこのような場所に神社があることを知らなかったのです。

こちらの柳森神社ですが、シュタインズ・ゲートに出てくる神社のモデルとされています。
シュタインズ・ゲートに出てくる神社の、外観は上野駅近くにある秋葉神社、場所は柳森神社をモチーフにしているそうです。

シュタインズ・ゲートに出てくる神社の外観のモチーフとなっている秋葉神社に興味のある方はこちらをご覧ください。

さて、こちらの柳森神社はどちらにあるのかというと・・・

秋葉原の他の神社のご紹介はこちらをクリックしてください
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秋葉原の柳森神社へのアクセス

東京都千代田区神田須田町2-25

JR秋葉原駅からわずか徒歩5分程度!!

JR秋葉原駅から神田川を神田ふれあい橋で越えてすぐ!

いざ柳森神社に参拝

こちらが柳森神社の鳥居。

どこか趣きのある鳥居です。

こちらの柳森神社ですが、道路より低いところにあります。

分かりにくいですが、手前に階段があります。
そして写真に写っている範囲に7つの社があります。

まずはいちばん大きなこちらの神社から。

扁額には『福壽神』とあります。

ちなみにこちらの鳥居の右手に

おたぬき様がいらっしゃいます。

愛嬌のあるお顔です。

鳥居の右手には

少しスリムなおたぬき様がいらっしゃいます。

由緒書きによると

こちらのおたぬき様が『福壽神』様であるとのこと。

たぬきだけに、『他抜き(たぬき)』だそうです。
勝負事や立身出世、金運向上にご利益があると信奉されているそうです。

朱の鳥居をくぐると左手にあるのが

境内でいちばん大きな神社です。
おきつね様がいらっしゃるので、稲荷神社ですね。
右わきにひっそりとあった由緒書きによると、

幸神社というお名前だそうです。
由緒は残念ながら文字がかすれて読めません。

柳森神社の御由緒

長禄2年(1458年)太田道灌が江戸城の鬼門除として現在の佐久間町一帯に植樹した柳の森に鎮守として祭られたのがはじまりとされ、万治2年(1659)に神田川堀割の際に現在地に移りました。柳の樹も堀の土手に移植され、江戸の名所になりました。境内の福寿社は「お狸さん」とよばれ、五代将軍綱吉の生母桂昌院が江戸城内に創建したといわれています。境内の13個の力石群が千代田区の有形民俗文化財に指定されています。
千代田区観光協会より引用)

柳森神社の幸神社のご紹介

御祭神
倉稲魂大神(くらいなたまのおおかみ)

御祭神の読み方はこちらのまま。
うかのみたまのみことの別の読み方です。

倉稲魂命といえば須佐之男命の御子神です。
また商売繁盛を祈願する神様とされていて、こちらのおたぬき様のご利益と合わさって、柳森神社のご利益はすごいことになってそうです。

柳森神社の摂末社のご紹介

おたぬき様の社

御祭神
不明(おたぬき様?)

幸神社の右手にある神社。
社の両脇にもおたぬき様が。
足元にも

愛嬌のあるおたぬき様がいらっしゃいます。

稲荷神社

御祭神
倉稲魂命

おたぬき様の社の左手にこじんまりとした稲荷神社があります。

金比羅宮(扁額のまま)

御祭神
大物主神(おおものぬしのかみ)

おたぬき様の社の右隣にある。

金毘羅神社(琴平神社・金刀比羅宮)の御祭神は大物主神とされています。
また、大物主神は大国主命と同じ神様だともされていますが、個人的には違うのではないかなと思ったりしています。

厳島大明神 江島大明神

御祭神
奥津宮の多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)
中津宮の市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)
辺津宮の田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)

水神とある。
お稲荷様やおたぬき様の位置には一対の竜がいらっしゃいます。

御祭神は江島神社から考えて、おそらく宗像三女神かと。

左にある赤い実がきれい。

秋葉大神(神社)

御祭神
火産霊大神(ほむすびのおおかみ)
水波能売神(みずはのめのかみ)
埴山比売神(はにやまひめのかみ)

厳島大明神・江島大明神の右隣にある。
秋葉神社は火防(ひぶせ)の信仰が篤く、埼玉にもわりと見られる。

明徳稲荷神社

御祭神
倉稲魂命

秋葉大神の右隣にある。
こちらもお稲荷さん。

浅間神社

御祭神
木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)

手水舎の右隣にある。


冨士講の名残とのこと。

柳森神社のご紹介

東京、それも千代田区ということで、どうしても境内は狭くなってしまう。
しかしそのような環境にありながら、境内には都会のオアシス的なベンチもあり、憩いの場となっている。

他にも境内には

社務所といったいとなった建物(社?)もある。
写真は二階部分。
こちらの壁には

鯉の滝登りが描かれている。
左官職人の方の作品だろうか?
江戸の粋を感じさせてくれる。

こちらもまた他を抜いて立身出世への思いだろうか。

また今回は失礼ながら背後から本殿を撮影さえて頂いた。
というのも、

神田ふれあい橋からの、神田川と柳森神社を写真に収めることができるからである。

現代に残る神田川と柳森神社。
風情がある。

シュタインズゲートでも有名な柳森神社

実はこちらの柳森神社は、アニメやゲームで話題のシュタインズゲートに『柳林神社』として登場する。

といっても、場所や名前は柳森神社を参考にしていて、神社は秋葉神社を参考にしているらしい。

シュタインズゲートのファンの方も、神社好きな方も、ぜひ一度参拝して頂きたい神社です。

シュタインズ・ゲートに出てくる神社の外観のモチーフとなっている秋葉神社に興味のある方はこちらをご覧ください。

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