武蔵国 越谷郷 久伊豆神社に参拝

伊勢の神宮にゆかりがある 久伊豆神社に参拝

主祭神
大国主命(おおくにぬしのみこと)
言代主命(ことしろぬしのみこと)

配祀
高照姫命(たかてるひめのみこと)
溝咋姫命(みぞくいひめのみこと)
天穂日命(あめほひのみこと)

以前から参拝したいと思っていた久伊豆神社に参拝してきました。
ひさいず神社と読みます。
クイズ神社ではございません。

久伊豆神社の公式ホームページはこちら。

埼玉県の神社といえば、氷川神社、鷲宮神社、そして久伊豆神社が有名かと。
(週末ただたか的に)

ちなみに久伊豆神社の総本社は玉敷神社のようなのですが、今回ご紹介させて頂く越谷の久伊豆神社との関係は不明です。
というのも、越谷にあるこちらの久伊豆神社に参拝させて頂いて感じたのですが、こちらの久伊豆神社はあまりにも規模が大きすぎるのです!(いろんな意味で)

越谷の久伊豆神社が総本社なのではないかと思ったりしてしまうほどです。
しかしそこらへんは不明なので週末ただたかでは踏みこみません。

ただ言えることは、
越谷の久伊豆神社はすばらしい神社であるということです。

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越谷にある久伊豆神社へのアクセス

久伊豆神社の一の鳥居まで
東武スカイツリーライン北越谷駅から徒歩15分ぐらい

一の鳥居から本殿まで
徒歩5分ぐらい

参拝される際は一の鳥居から参拝されるのがおすすめ。
一の鳥居の前には川も流れているので、神社の雰囲気をより味わえる。

ちなみに東武スカイツリーライン越谷駅からも行ける。
徒歩20分と少し。
公式ホームページは北越谷駅からの方が近いと掲載されているが、一の鳥居から参拝するのであれば越谷駅からの方が近いかも。

いざ、越谷にある久伊豆神社に参拝

こちらが一の鳥居の前に張られてある注連縄です。

すばらしい注連縄であります。

こちらの注連縄の向かいには川が流れています。元荒川です。

神社の近くには川(水場)があることが多いのです。
それも川が境内を横切っていることがよくあります。
それは幽世(かくりょ)と現世(うつしよ)の境を示すためという説があるのですが、私個人としては確固たる意見は持っていません。

ちなみに注連縄の左横には猿田彦大神と彫られた石柱があります。

こちらの石柱が久伊豆神社のものか、一の鳥居に隣接する天嶽寺のものかは不明です。

注連縄をくぐると、一の鳥居があります。

参道は400メートルほどあります。

武蔵国一宮氷川神社の2キロメートルには及びませんが、かなり参道の長い神社です。

こちらが二の鳥居です。

二の鳥居をくぐると、やがて三の鳥居が見えてきました。

三の鳥居の手前に境内案内図があります。

境内案内図の左手には埼玉稲荷神社があります。

案内図の右手には由緒書きと力石の紹介があります。

久伊豆神社の御由緒

久伊豆神社の公式ホームページが分かりやすいです。

さて、

いよいよ三の鳥居のご紹介です!

久伊豆神社の三の鳥居

たいへん美しい、木製の鳥居です。

実はこちらの三の鳥居ですが、伊勢の神宮が式年遷宮された際の古材を鳥居にしたものなのです!
皇大神宮の板垣南御門を拝領し、その古材から作られたとのことです。

上の写真は境内の資料館(?)に展示されています。
他にも伊勢の神宮にゆかりのある月讀宮の御神宝、梓御弓も展示されています。

久伊豆神社の資料館(?)はたいへん興味深いです。
無料で拝観できますので、おすすめです。

久伊豆神社の境内へ

伊勢の神宮の古材で作られた三の鳥居をくぐると、

藤棚と池が広がっています。風流であります。

こちらの藤棚は天然記念物だそうです。

続いて手水舎です。

さらに続けて、御霊水があります。

飲用可能なはずです。少なくとも私は大丈夫でした。

手水舎で禊を済ませると、目の前には整然とした境内が広がっています。

久伊豆神社の本殿(拝殿)のご紹介

主祭神
大国主命(おおくにぬしのみこと)
言代主命(ことしろぬしのみこと)

配祀
高照姫命(たかてるひめのみこと)
溝咋姫命(みぞくいひめのみこと)
天穂日命(あめほひのみこと)

久伊豆大明神と古来氏子・崇敬者から崇められてきた、国造りの大神・縁結びの神・福の神として知られる大国主命(おおくにぬしのみこと)(大国さま)と、その御子神で父神と共に代表的な福の神である言代主命(ことしろぬしのみこと)(恵美須さま)を主祭神とし、また配祀として大国主命の御女子神である高照姫命(たかてるひめのみこと)、言代主命の御妃である溝咋姫命(みぞくいひめのみこと)、そして皇祖天照大御神(あまてらすおおみかみ)の第二の御子であり、出雲国造いずもの(くにのみやつこ)の祖先神である天穂日命(あめほひのみこと)の三柱を奉斎しています。
久伊豆神社の公式ホームページより抜粋)

主祭神は大国主命 = 大己貴命(おおなむちのみこと)です。

須佐之男命の御子神、もしくは6代か7代の孫とされている神様です。
また出雲を治めた強大な力を持つ神様ともされています。

大国主命は国土経営の神様として崇められていますので、全国各地に祀られています。
また、埼玉(旧武蔵国)ではたいへん篤く信仰されてきた神様でもあるように思います。

それは出雲系の民族が現代の関東に流れて来た(流された?)ことに由来するのでしょうか。

埼玉と須佐之男命、大国主命、そして天穂日命(あめのほひのみこと)。

埼玉と出雲系の神様の関係性がたいへん気になるところです。

気になるといえば、主祭神の言代主(事代主)命もまた気になる神様です。

事代主命は一般的には大国主命の御子神とされています。
国譲り神話の際、国譲りを承諾した神様でもあります。

そして久伊豆神社の公式ホームページにもあるように、神仏習合では恵比寿さまと同一の神様であるとされたりもします。

しかし!
恵比寿さまと同一の神様といえば、少彦名命のはず。

それはつまり、事代主命 = 少彦名命 ということでしょうか!?

ちなみに少彦名命は大国主命の国土経営を援けた神様です。

果たして事代主命は大国主命の御子神なのか・・・。
それとも少彦名命と同一神なのか・・・。

神社の参拝を続けていれば、いつかその答えも出るのかもしれません。

ということで、久伊豆神社の摂末社のご紹介は次回です。

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