今回の目次
善光寺七社の一つ 柳原神社に参拝
御祭神
建御名方命(たけみなかたのみこと)
少彦名命(すくなひこなのみこと)
合祀(明治四十二年)
誉田別命(ほむたわけのみこと=応神天皇)
先日長野へ行っていきました。
JR長野駅周辺です。
長野といえば・・・
そう、建御名方命です。
個人的にたいへん気になる神様である建御名方命。
長野に来たならば参拝せずにはいられません。
ですので早速、長野駅からほど近い場所に鎮座されている柳原(やなぎはら)神社に参拝させて頂きました。
ちなみに善光寺七社とは、
湯福神社・武井神社・妻科神社・美和神社・加茂神社・木留神社・柳原神社
の七社のことのようです。
週末ただたかでは、善光寺七社の四社をご紹介させて頂く予定です。
長野にある柳原神社へのアクセス
〒380-0935 長野県長野市中御所1丁目4
JR長野駅の善光寺口(西口)から徒歩5分ほど
この辺りは繁華街の喧騒からは離れていて静か。
いざ、善光寺七社が一つ、柳原神社に参拝
こちらはJR長野駅の善光寺口。
巨大な木の柱がそびえる様は壮観です。
こちらの善光寺口を背に左手に進んでいくと、5分ほどで柳原神社に到着です。
柳原神社の鳥居。
味のある木製の鳥居が出迎えてくださいます。
まさに長野の神社です。
こちらが境内を外から見た様子。
境内を中から見た様子。
こぢんまりとしていますが、整然として美しい境内です。
こちらは御神木。
たいへん立派です。梶の樹でしょうか?
こちらが本殿(拝殿)。
拝殿もまた美しい。
失礼ながら本殿も撮らせて頂きました。
こちらの本殿の屋根ですが、鰹木や千木が見当たらず、代わりにシャチホコがいらっしゃいます。
シャチホコといえば名古屋城を思い浮かべてしまいます。
そのシャチホコがなぜか、柳原神社の本殿の屋根にもいらっしゃいます。
なぜでしょう?
ちなみにこちらの柳原神社の境内には摂末社が見当たりませんでした。
善光寺七社が一つ、柳原神社の御由緒
柳原神社の御由緒は石碑です。
文字がかすれていて読みづらい部分もあったのですが、一部抜粋させて頂きます。
柳原神社の御祭神は建御名方命と少彦名命の二神である。
昔より笹焼大明神(善光寺の注連縄を焼いていたらしい)と崇められ、善光寺七社の一つである。
文政元年(1818年)に柳原神社と改称され、その後明治四十二年に誉田別命(ほむたわけのみこと=応神天皇)を合祀し、三神を祀るようになった。
とのことです。
神仏習合もありましたし、善光寺の近くにあるので、お寺の色が強い時期があったと思われます。
その後神仏分離の流れを経て、現在の様子になったのだと思われます。
善光寺七社が一つ、柳原神社の本殿(拝殿)のご紹介
御祭神
建御名方命(たけみなかたのみこと)
少彦名命(すくなひこなのみこと)
合祀(明治四十二年)
誉田別命(ほむたわけのみこと=応神天皇)
建御名方命(たけみなかたのみこと)
諏訪大社の御祭神として有名な神様。
出雲の神様、大国主命(おおくにぬしのみこと)の御子神とされている神様でもあります。
(個人的には違うと考えている。詳しくはこちらをどうぞ)
現在の長野辺りの地域にとって、たいへん重要な神様と考えれます。
それというのも、おそらく建御名方命は現在の長野の地を早い段階で治めていた神様と考えられるからです。
土着の神とされるミシャグチ神を追いやったのか、建御名方命がミシャグチ神の系譜の神様なのかは現時点では不明です。
少彦名命(すくなひこなのみこと)
大国主命が出雲や芦原中つ国を平定された際、大国主命の国土経営をお援けになった神様。
また、大国主命の御子神である事代主命(ことしろぬしのみこと)と同一神であるとされることもある。
ゆえに柳原神社で建御名方命と少彦名命一緒に祀られているのは、
建御名方命の父神である大国主命を少彦名命が援けたからというよりは、少彦名命=事代主命と考え、建御名方命と兄弟神であるからと考えられる。
誉田別命(ほむたわけのみこと=応神天皇)
応神天王は第15代天皇。
明治になって合祀されたことから、国を一つにまとめようという考えが当時の中央政府にあったのかもしれない。
そのため天皇家のなかでも神社に多く祀られている応神天皇を合祀したのかもしれません。
東京から善光寺七社が一つ、柳原神社に行くには
北陸新幹線だと近い気がする
北陸新幹線かがやき 1時間30分ほど 運賃片道8,200円ぐらい
北陸新幹線はくたか 1時間40分ほど 運賃片道7,680円ぐらい
高速バスだと安い!
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善光寺七社参拝の宿泊先
長野第一ホテルに宿泊しました。
展望風呂や無料朝食のそばが嬉しいホテル。