中浦和の神社② 田島氷川神社(下の宮)

さいたま市桜区にある田島氷川神社に参拝

田島氷川神社 御祭神
建速須佐能男命(たけはやすさのおのみこと)

さいたま市には氷川神社がたくさんあります。
大宮に武蔵一宮氷川神社がありますので、その近くに氷川神社が多数あるのは当然と言えば当然です。
かつて武蔵国の特定の地域は、氷川神社によって守られていたのかもしれません。

その氷川神社の一つ、
中浦和駅から徒歩でいける田島氷川神社のご紹介です。

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さいたま市桜区の田島氷川神社へのアクセス

〒338-0837 埼玉県さいたま市桜区田島4丁目12−1

JR埼京線中浦和駅から徒歩10分程度

川沿いを歩くとちょっと楽しい。

いざ田島氷川神社に参拝

一の鳥居です。

一の鳥居は交通量の多い道路に面しているので、全体を収めることができませんでした。
お許しください。

一の鳥居をくぐると、

アスファルトの参道が伸びています。

二の鳥居です。

二の鳥居をくぐり、参道をてくてく歩いていくと、

拝殿の手前に朱塗りの欄干の橋があります。
規模こそ違いますが、武蔵一宮氷川神社と似ています。

本来神社の参道は川が横切っているものなのだとか。
武蔵一宮氷川神社もそうですし、伊勢の神宮もそうですね。
五十鈴川に宇治橋が架かっています。
(下の写真は伊勢の神宮の宇治橋)

さて、話は田島氷川神社に戻ります。

田島氷川神社の本殿(拝殿)のご紹介

御祭神
建速須佐能男命(たけはやすさのおのみこと)

御祭神の建速須佐能男命(たけはやすさのおのみこと)は武蔵一宮氷川神社の御祭神の須佐之男命と同じ神様とされています。
お名前の表記は由緒書きのままです。

須佐之男命について詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

『建速』の意味は正確には知らないのですが、どうも『荒ぶる』といった意味があるとか。
そうだとすると、建速須佐能男命と表記されている場合は、須佐之男命の荒魂(あらみたま)を祀っているということですかね?

拝殿の右手には田島の獅子舞の説明書きが。

今回は失礼ながら本殿も撮らせて頂いた。

というのも、本殿が珍しい材質だったからである。
おそらく土壁なのだろうか。
まるで土蔵である。
火事対策だろうか?

こちらの本殿の右奥に一つだけ佇んでいる社がこちらです。

田島氷川神社の摂末社のご紹介

田島氷川神社には摂末社が二つ(社の数)ある。
御祭神は不明瞭なので、個人的な考察を交えてご紹介します。

不明な摂末社

御祭神
不明瞭

こちらは複数の神社をまとめている社。

由緒書きによると

田島氷川神社の御祭神は
建速須佐能男命と他(外)七柱とある。

境内にはもう一つ社(本殿右奥の社)があるので、こちらに祀られているのは六柱の神様だろうか。

御祭神は?

由緒書きによると、

明治40年には神明神社と八坂社・天満社、八幡社と稲荷社、日月社と第六天社の計七社を合祀した

とある。
また、

この合祀は実際は書類上のことにとどまり、いずれも旧地に社が残り

とある。
ということは、
いま現在田島氷川神社に祀られているのは由緒書きの中盤にある

鹿島社
荒脛(あらはばき)社
天王社
稲荷社

だろうか?

そうだとすると御祭神は

鹿島社 建御雷神(たけみかづちのかみ)
荒脛社 須佐之男命以前の土地の神様???
天王社 牛頭天王(=須佐之男命)
稲荷社 倉稲魂命(うかのみたまのみこと)

だろうか。

もう一つの摂末社

本殿右奥に

一つ離れたところに社がある。
こちらの御祭神は上記の神様の一柱だろうか。

このように一つだけ離れた場所にある。
そうだとすると該当するのは荒脛社だろうか?

※荒脛社については現在勉強中ですので今回は掘り下げません!

しかし屋根の形状からして天津神を祀っていると考えるのが自然である。
そうなると、稲荷社か鹿島社が該当する。

これ以上の推測は困難なので、現時点では摂末社の御祭神は不明とさせて頂きます。

SideTrip 田島氷川神社

田島氷川神社の神池

亀です。
甲羅干しの最中です。

そしてその亀を狙うのが

とらねこ(ちゃとらん)です。

でもすぐに

諦めました。
哀愁漂う後ろ姿がかわいらしい。

梅が香る路地

田島氷川神社から徒歩3分ほどでしょうか。

梅(と思う)が立派に咲いていたので撮らせて頂きました。
(私有地のものと思われます)

美しい。

美しい梅を見つつ、田島氷川神社の上の宮である西堀氷川神社へ向かいます。

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