浅草橋散策② 須賀神社に参拝

鳥越神社の前に・・・須賀神社に参拝

御祭神
須佐之男命(すさのおのみこと)

突然ですが、
いつも週末ただたかをご覧頂きありがとうございます。
突飛な説も飛び交う週末ただたかですが、これからもどうぞよろしくお願いします。

さて、
銀杏岡八幡神社の参拝を終えたところで、続いては須賀神社です。

須賀神社といえば御祭神は須佐之男命。
須佐之男命といえば須賀神社の他に、氷川神社や八坂神社に祀られています。
そして須佐之男命といえば天照大御神の弟でもあり、たいへん有名な神様です。

ですが、
こちらの須佐之男命はたいへん有名な神様ですが、それゆえにたいへん多くの謎に包まれた神様でもあります。

今回はその須佐之男命と須賀神社のご紹介です。

浅草橋の他の神社のご紹介はこちらをクリックしてください。
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浅草橋にある須賀神社へのアクセス

浅草橋駅から徒歩5分程度

須賀神社の鳥居の前に江戸通りがある。
江戸通り沿いには趣きのある店があったりと歩いていて楽しい。

いざ、須賀神社に参拝

須賀神社の鳥居は江戸通りに面しています。

さすが東京都内。
鳥居のすぐ前を車がたくさん走っています。
それでも神社がこうして残されているのは不思議な感じがします。

由緒書きはざっくりしてます。

そしてこちらが本殿(拝殿)。

須佐之男命を祀るに相応しい立派な社です。
もともとは牛頭天皇を祀っていたのでしょうか?
どことなくお寺の名残を感じる境内です。

また、こちらの須賀神社の境内には摂末社が見当たりませんでした。

さて、
須賀神社といえば都内にたいへん有名な(有名になった?)須賀神社があります。
その須賀神社こそが、
東京四谷総鎮守 須賀神社です。

映画 きみの名は。の最後に主人公とヒロインが出会った場所こそ、四谷の須賀神社の階段なのです。

ちなみに私も一度参拝させて頂いたことがあります。
もちろん写真はないのですが。

また機会があれば四谷の須賀神社もご紹介させて頂きたいと思います。

浅草橋の須賀神社の本殿(拝殿)のご紹介

御祭神
須佐之男命(すさのおのみこと)

須佐之男命について興味のある方は武蔵一宮氷川神社のご紹介をどうぞ。

さて、
今回は須賀神社のお名前に焦点を絞ってご紹介させて頂きます。

こちらの須賀神社の総本社(というのは正確ではない気がする)は、
現在の島根県雲南市にある須我神社だと思われます。

こちらの表記は須『我』神社なのですね。

須我神社のホームページはたいへんきれいな造りで、また内容も丁寧に記されています。
興味のある方はご覧ください。

須我神社のホームページにもあるように、須我神社(須賀宮(すがのみや))は日本初之宮(にほんはつのみや)だそうです。
それというのも、須佐之男命が八岐大蛇(八岐遠呂智)を退治し、奇稲田姫(稲田姫)を奥さんに迎えた後、ご一緒に生活された場所が須賀の地とされています。

須賀の地で須佐之男命が

「我が心 すがすがし」

とおっしゃられたことから、『須賀』という地名になったのだとか。

また、浅草橋の須賀神社の由緒書きにもあるように

須佐之男命は歌道の神様ともされています。

それというのも、須佐之男命が日本初の和歌を詠んだとされているからです。

「八雲立つ 出雲八重垣 つまごみに 八重垣つくる その八重垣を」

こちらが須佐之男命が詠んだとされる歌です。
解釈はいくつかあるようで、実は私も独自の解釈を持っていたりします。
さすがに突飛すぎて恥ずかしいので黙っていますけど。

なぜ須佐之男命は須賀の地に移られたのか?

何を言ってるんだこいつは?
と思われたかもしれませんが、実は私はこのことが気になっています。

というのも、
須佐之男命は八岐大蛇を退治した後に、須賀の地に移ってきています。

武蔵一宮氷川神社のご紹介の際にも触れましたが、

八岐大蛇は河川の氾濫であり、須佐之男命は荒ぶる河川(=八岐大蛇)を治水(=退治)した

という説があります。
個人的にはこの説を支持しています。

そう、
八岐大蛇の伝承からも分かるように、須佐之男命は八岐大蛇を退治したのです。

八岐大蛇は斐伊川であったとされています。

斐伊川と須賀の地はそれなりに距離があります。

さて、
ここで私がいつも感じる疑問なのですが。

なぜ須佐之男命は斐伊川に宮を構えなかったのか?

ということです。

だって須佐之男命は八岐大蛇を退治(=治水)したんですよね?
それなら、斐伊川の近辺に宮を構えればよかったのではないでしょうか。

それなのに須佐之男命は、斐伊川からずいぶんと離れた須賀の地に宮を構えられました。

これはいったいなぜなのでしょうか・・・?

というのが、
私が須佐之男命が須賀の地に宮を構えられたことに対する疑問です。

しかし残念ながら、その疑問に対する答えを持っていません。
(突飛な説は持っていたりします)

ですので、
いつか須我神社や斐伊川を実際に参拝することで、その疑問を解消することができるのではと考えています。

そのためにも地道に週末ただたかを続けていきたいと思います。

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