赤羽橋にある近代的な神社 元神明宮 天祖神社に参拝

赤羽橋にある近代的な神社 元神明宮 天祖神社に参拝

御祭神
天照大御神(あまてらすおおみかみ)

相殿
水天宮

東京の神社は近代的な形になっている神社があります。
こちらの元神明宮 天祖神社もまた、近代的な神社です。

本殿(拝殿)はコンクリートの建物。
そのコンクリートの建物の二階部分に本殿があります。

こちらもまた、神社の一つの形なのです。

元神明宮 天祖神社の公式ホームページはこちらをクリックしてください。
(別ウィンドウで開きます)




赤羽橋にある元神明宮 天祖神社へのアクセス

〒108-0073 東京都港区三田1丁目4 三田1丁目4−74
地下鉄赤羽橋駅から徒歩5分ちょっと

東京タワーも見える場所にあるぞ!

いざ、元神明宮 天祖神社に参拝

赤羽橋から5分ほど歩いたところに元神明宮 天祖神社は鎮座されています。
緩やかな上り坂を上って行くと、

元神明宮 天祖神社が見えてきました。
ちなみに元神明宮 天祖神社の手前にある坂ですが、

神明坂という坂だそうです。
東京の坂には名前がついていることが多いです。
それらの坂をアイドル?が駆け上がる番組もあるぐらいです。

こちらが元神明宮 天祖神社の正面の様子です。

手前左の細い道の奥にも摂末社があります。
まずは手前の鳥居からくぐってみます。

苔むした鳥居がすばらしいです。
苔マニアにはたまらないことかと思われます。
(私は苔マニアではないです)

苔むした鳥居をくぐり、緩やかな石段を上っていくと、

天白稲荷神社があります。
雰囲気がすてきです。

さて、いったん戻って、あらためて元神明宮 天祖神社の鳥居です。

鳥居の左手に二社鎮座されています。
正面を向いている社の扁額には権太夫大神とありました。

向かって右を向いている社の確認を失念してしまいました。
申し訳ございません。

さて、
鳥居をくぐって階段を上り切ると、正面に本殿(拝殿)を見上げる形になります。

元神明宮 天祖神社の本殿(拝殿)はコンクリートの建物の二階にありますから。
ちなみに、

このようならせん状の階段が左右にあり、それを上ると、

ガラスばりの本殿に参拝することができます。

本殿の下には、本殿に向かって右手に舞殿があります。

左手には本殿に近い方から、

張り紙の貼られた社があります。
どうも他の地にある元の社が工事か何かをしていたようで、一次的にこちらの元神明宮 天祖神社の境内に移られていたようです。
ちなみに奥に見えるのは本殿へと続く階段です。

こちらの社の左手に、

平河稲荷神社があります。
さらに左手には手水舎があります。

こちらの手水舎ですが・・・

手前の石台にある丸い部分を押すと水が出てきます。
手水舎も近代化の波に抗えないようです。

元神明宮 天祖神社の本殿(拝殿)のご紹介

御祭神
天照大御神(あまてらすおおみかみ)

相殿
水天宮

天照大御神(あまてらすおおみかみ)

高天原の神様のなかでも、特別な地位にいらっしゃると思われる神様。
天皇家の祖神とされている神様でもあり、また日本人の総氏神ともされている神様。
(でも、そう位置づけられたのは意外と近年の可能性もあります)

天照大御神はたいへん有名な神様です。
須佐之男命(すさのおのみこと)のお姉さんでもあります。
須佐之男命の狼藉ぶりにうんざりして、天岩戸にお隠れになった神話はあまりにも有名。

このように天照大御神はたいへん有名な神様なのですが、それだけに謎の多い神様でもあります。

たとえば、
天照大御神は女神とされていますが、男神ではないのか?
といった考えもあるようです。

また、
天照大御神が偉大な神様と取り上げられるようになったのは近年になってからという考えもあるようです。
それというのも、天皇による伊勢の神宮への参拝が再開されたのは明治になってからだとか。

そもそも天照大御神がそれほど偉大な神様であれば、伊勢という地に祀ること自体、不思議だという考え方もあるようです。

このように、天照大御神はたいへん有名な神様ですが、実は謎も多い神様でもあります。

相殿殿 水天宮

水天宮とすれば、主祭神は天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)と考えられます。

天之御中主神は造化三神の一柱。
天照大御神が治める(?)高天ヶ原に最初に現れた神様とされています。

ですので、天照大御神よりも高位の神様と考えることもできるかと。

ちなみにこちらの天之御中主神は、道教の元始天尊から来ているのだとか。

元神明宮 天祖神社の摂末社のご紹介

平河稲荷神社

御祭神
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)

権太夫大神(ごんだゆうおおかみ)

御祭神
不明瞭

権太夫大神については現時点ではよく分かっていません。
倉稲魂命の別名なのでしょうか?
こちらの権太夫大神は京都の伏見稲荷神社にも祀られているとか?

現時点ではよく分かっていませんので、また理解が深まった際にご紹介させて頂きたいと思います。

天白稲荷神社

御祭神
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)

以上が元神明宮 天祖神社のご紹介です。

近代的な神社ですが、摂末社は趣きがあり、美しい神社です。
赤羽橋駅の近くに寄られた際は参拝してみてはいかがでしょうか。

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