錦織はジョコビッチに敗退! 全米オープン決勝進出ならず
錦織が全米オープンで準決勝に進出、そして決勝進出をかけて戦ったのは、ノヴァク・ジョコビッチ。
かつて錦織が全米オープンで決勝に進出したときは、錦織が当時世界1位だったジョコビッチを破る大金星!
今回もその再現があるかもしれない・・・・
と思ったりもしたのですが、
やはり今のジョコビッチは強すぎる!!!
錦織の強さは本物です。
今のツアーのなかでも、実力はトップ10に入ると思います。
そもそもグランドスラムでベスト4に進出すること自体がとんでもない!
しかし、
その錦織が今日はジョコビッチに完敗・・・。
ジョコビッチが強すぎる・・・。
たとえ今日のジョコビッチの相手がナダルやフェデラーだったとしても、ジョコビッチが勝っていたと思います。
しかもナダルやフェデラー相手にストレート勝ちもありうる・・・。
それほど今のジョコビッチは強い!
半年前までの不調が嘘のようだ!
本当に強いジョコビッチが戻ってきました!
これはうれしいニュースですが、他の選手にとってはとんでもなくバッドニュース!
このジョコビッチ相手に勝つのは、誰であっても至難の業ですからね・・・。
全米オープンを制するのはジョコビッチかデルポトロか!?
もう一つの準決勝では、ナダルの途中棄権によりデルポトロが決勝進出を決めました。
デルポトロは今年の全仏、ウィンブルドン、そして全米とナダルと戦っているんですよね。
全仏とウィンブルドンはナダルに敗れましたので、三度目の正直というやつです。
ナダルの棄権でデルポトロは勝ち上がりましたが、ナダルの最後まで戦えたとしても、デルポトロは勝っていたかもしれません。
それほどデルポトロは強い!
しかもかつて1度全米オープンで優勝しているので、大会との相性もいい!
さて、
そんなデルポトロが決勝で戦うのは・・・
かつての強さを取り戻したノヴァク・ジョコビッチ!
デルポトロが優勝するには、とんでもなく高い壁です。
しかし!
それはジョコビッチにとっても同じこと!
というのも、
ジョコビッチが負けうる選手(というかパターン)が考えられます。
それは、
ジョコビッチでさえ対応できない速い展開に持ち込まれた場合です。
たとえば、
ジョコビッチは実はカルロビッチに負け越していたりします。
現役の選手でジョコビッチが負け越しているのは、おそらくカルロビッチとベセリのみ。
(ベセリは1度しか対戦がないはずなので)
カルロビッチといえば2メートルを超す長身で、超高速かつ角度のあるサービスが武器の選手。
そのサーブがはまれば、ジョコビッチといえ対応は難しいようです。
(今の年齢のカルロビッチではジョコビッチに歯が立たないでしょうけど)
また、
状態のいいフェデラーも、ジョコビッチに勝ちうる選手です。
フェデラーの高速展開と豊富な経験は、ジョコビッチでさえ対応できない場合があります。
そして、
デルポトロの強烈なフォアハンドも、ジョコビッチを倒す可能性があります。
ジョコビッチが全盛期とされた時代のウィンブルドン準決勝、デルポトロはジョコビッチを敗退寸前まで追い込みました。
芝のウィンブルドンで放たれるデルポトロの高速フォアハンドは、ジョコビッチを苦しめました。
今回の全米オープンのコートもデルポトロの有利になるはずです。
ジョコビッチとデルポトロの決勝。
おそらくジョコビッチが勝つだろう、といった感じです。
しかし、
デルポトロにも十分勝機があります!
ただ、
いずれにしても壮絶な決勝戦になることは間違いない!!!