長野駅の神社⑫ 善光寺に参拝 お戒檀巡りと山門の内部の参拝がすばらしい

善光寺に参拝 お戒檀巡りと山門の内部の参拝がすばらしい

御本尊
一光三尊阿弥陀如来

長野駅の神社シリーズもいよいよ最後のご紹介です。

最後を飾るのは、長野県が誇る由緒あるお寺、善光寺です!
私は神社のほうが詳しかったりするのですが、神社もお寺も神仏習合の時代も長く、同じものといえば同じものであります。
違うものといえば違うものなんですけど。

こちらの善光寺はお寺の参拝時に、お戒壇巡りであったり、山門の内部に入れたりと、(個人的に)興奮するイベントがあります!

→お戒壇巡りの詳細はこちらをクリック(別ページが開きます)

今回は誰もが一度は参拝してみたいと思っている(はずの)善光寺のご紹介です。

善光寺の近くにある神社のご紹介はこちらをクリック




長野駅から善光寺へのアクセス

長野県長野市元善町491

長電長野線 善光寺下駅からも行けますが、バスのほうが楽ですよ。
ちなみに歩いても30分ぐらい。

長野駅バス停①番乗り場から10分ほど

善光寺行きのバスの時刻表はこちらをクリック

とくに長野駅から善光寺への往路は上り坂なのでバスがおすすめ!

復路はのんびり歩いてもいいかもしれません。

いざ、長野の善光寺に参拝

当日はあいにくの雨。
しかしちょっと降ったぐらいで、傘を差さずに参拝できたことは幸運でした。

ここから先は善光寺の公式ホームページの境内図を一緒にご覧頂くとわかりやすいですよ。

→善光寺境内図はこちらをクリック

こちらが善光寺へと続く参道。

奥に見えるのが仁王門です。
残念ながら白飛びしています。無念。

仁王門は宝暦二年(1752年)に建立されましたが、善光寺大地震などにより二度焼失し、現在のものは大正七年(1918年)に再建されました。この門には善光寺の山号である「定額山」の額が掲げられています。

仁王像並びに仁王像背後の三宝荒神・三面大黒天は共に高村光雲・米原雲海の作であり、その原型は善光寺史料館に展示されています。
善光寺公式ホームページより引用)

仁王門をくぐって進んでいくと、続いて山門があります。
たいへん大きくて立派な山門です。
そして実はこちらは内部に入れるのです(有料)。
後ほどご紹介させて頂きます。

寛延三年(1750年)に建立された二層入母屋造りの門です。屋根は大正年間の葺き替え時に檜皮葺きとなりましたが、平成十四年から十九年にかけて行われた平成大修理において、建立当時と同じサワラの板を用いた栩葺き(とちぶき)に復原されました。

楼上には輪王寺宮筆の「善光寺」と書かれた額が掲げられています。これは通称「鳩字の額」と呼ばれており、3文字の中に鳩が5羽隠されています。更に「善」の一字が牛の顔に見えると言われ、「牛に引かれて善光寺参り」の信仰を如実に物語っています。
善光寺公式ホームページより引用)

こちらが本堂。
広々とした空間に荘厳な本堂が鎮座されています。

本堂は創建以来十数回もの火災に遭いましたが、そのたびに善光寺を慕う全国の信徒によって復興されてきました。現在の本堂は宝永四年(1707年)の再建で、江戸時代中期を代表する仏教建築として国宝に指定されています。間口約24メートル、奥行き約54メートル、高さ約29メートルという国内有数の木造建築で、T字型の棟の形が鐘を叩く撞木(しゅもく)に似ていることから「撞木造り」と呼ばれています。屋根は総檜皮(ひわだ)葺きです。

最奥の瑠璃壇には、御本尊・一光三尊阿弥陀如来様をお祀りしています。
善光寺公式ホームページより引用)

こちらの本堂の手前の部分は無料で拝観することができます。
ちなみにこちらは本堂の中から外を撮ったものです。
お寺の庭は美しい。

こちらの善光寺の本堂に入ると、おびんずる様がいらっしゃいます。

本堂正面から外陣に入りますと最初に目にとまる像が、びんずる(賓頭廬)尊者です。お釈迦様の弟子、十六羅漢の一人で、神通力(超能力に似た力)が大変強い方でした。俗に「撫仏」といわれ、病人が自らの患部と同じところを触れることでその神通力にあやかり治していただくという信仰があります。
善光寺公式ホームページより引用)

おびんずる様は東京のお寺にもいらっしゃることがあります。
週末ただたかでご紹介させて頂いたお寺ですと、江戸川区の善養寺にいらっしゃいます。

→日本一の名松 影向(ようごう)の松で有名な善養寺のご紹介はこちらをクリック

さて、
善光寺の本堂の奥の方へと進むには有料となります。
別途500円が必要です。

ぐぐぅ、500円・・・。

と思われるお気持ちも十分にお察しします。

が!
500円の価値は十分にあると思いますよ!
それというのも、お戒壇巡りのよさは実際に体験してみないとわかりませんから!

善光寺のお戒檀巡り

こちらは京都の清水寺の胎内めぐりと同じようなものかと思われます。
(清水寺は何度か行っているのですが、胎内めぐりはやったことがないのです)

内々陣の奥、右側を進むとお戒壇巡りの入口があります。お戒壇巡りとは、瑠璃壇床下の真っ暗な回廊を巡り、中程に懸かる「極楽の錠前」に触れることで、錠前の真上におられる秘仏の御本尊様と結縁を果たし、往生の際にお迎えに来ていただけるという約束をいただく道場です。入口には、タイ国王より贈られた仏舎利(お釈迦様の御遺骨)とお釈迦様の像が御安置されています。
善光寺公式ホームページより引用)

写真撮影が禁止されているので写真はありません。
そもそもお戒壇巡りは真っ暗闇の中を進んでいくので、写真を撮っても何も映りません!

この真っ暗闇を進むという行為。
これがわかっていても怖いものなのです。
視界がなくなるというのは怖いものですね。
事前にどのようなルートを歩くのかわかっているはずなのに、まったく道がわかりませんでした。

暗闇って怖い。

お戒壇巡りをすると、そんなことを思い出させてくれます。

ちなみに、
お戒檀巡りの目的に極楽の錠前に触れるというものがあります。
そう、触れるだけでいいのです!
触れるだけで御本尊様との結びつきを得ることができるのです。

・・・私は詳しく知らないままお戒檀巡りをしてしまったので、極楽の錠前をガチャガチャと、何度もガチャガチャしてしまいました。
その節は申し訳ございませんでした。

善光寺の山門の内部を参拝

善光寺の山門の内部も、ぜひ参拝しておきたいところです。
個人的にはすごいおすすめです。
だって山門に入れるお寺ってあんまりないじゃないですか。
それなのに善光寺は山門に入れちゃうのです。しかもその山門、かなり大きいのです。

山門の参拝は・・・有料です。
500円。
むむぅ・・・500円。

ですが、500円の価値はあると思いますよ!

山門に上るにはとても急な階段を上ります。
お城の天守閣に続く階段よりも急だと思われるので、山門に上る際はお気をつけて。

ちなみに階段の写真はありません。
階段や山門の内部は写真撮影が禁止だからです。

というのも、
山門の内部には多くの仏像が祀られているのです。
私は仏像に明るくないのですが、たいへん有名な仏像が祀られているようです。
四天王はいらっしゃいましたよ。

さて、
山門の階段や内部は写真撮影NGなのですが・・・

外部はOKなのです!
(確認をとってあります。ほんとですよ)

ですので山門からの景色をご紹介です!

長野駅の方面の景色です。

こちらはぐるりと反対側に回って、山門から善光寺の本堂を撮らせて頂いたものです。

すばらしい景色です。
天気がよかったらなお最高でした。
500円の価値は十分にあります。

また、山門の回廊から額を撮らせて頂きました。

こちらの善光寺の文字ですが、通称『鳩字(きゅうじ)の額』と呼ばれているそうです。

三文字の中に鳩が五羽隠されているそうなのですが・・・私にはわかりません。
また、『善』の一字が牛の顔に見えると言われ、「牛に引かれて善光寺参り」の信仰を如実に物語っているとか。
むむ、そういわれると『善』の字が牛の顔に見えなくもありません。

あと、これは余談ですが、山門の外にある回廊に出る扉に落書きがありました。
本堂の中にも落書きはたくさんあるのですが、それらはおそらく江戸時代とかのもの。
現代では文化遺産に落書きは許されません!

といったことは私がとやかく言うところではないのですが、個人的にはおすすめしません。

善光寺参拝後記

善光寺には今回ご紹介できなかったお寺などが他にもたくさんあります。
参拝はさせて頂いたのですが、あまりの数の多さにすべてを写真に撮ることはできませんでした。
(もともと写真をあまり撮らない性分なので)

実際に善光寺に参拝させて頂くと、やはり一度は参拝しておいたほうがいいな、と思わせてくれます。
また、お戒檀巡りや山門の内部の参拝はおすすめです。

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東京から善光寺に行くには

北陸新幹線だと近い気がする(東京駅~長野駅)

北陸新幹線かがやき 1時間30分ほど 運賃片道8,200円ぐらい

北陸新幹線はくたか 1時間40分ほど 運賃片道7,680円ぐらい

高速バスだと安い!

時間帯や曜日にもよりますが、かなり安い!
高速バス

昼行便 1,200円~(池袋8:00発~長野駅12:04着)

北陸新幹線だとすぐだけど、ちょっとお高い。でも時間の節約になる。
高速バスだと時間はちょっとかかるけど、安い!
時間に余裕のある方は高速バスがおすすめです。

善光寺七社参拝の宿泊先

長野第一ホテルに宿泊しました。

展望風呂や無料朝食のそばが嬉しいホテル。

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