チョリッチがATP500の大会で優勝! フェデラーは10度目の優勝ならず
チョリッチが優勝!
チョリッチといえば、かつては18歳(19歳?)でマレーに勝ち、当時絶頂期だった錦織を苦しめた逸材。
この優勝は、驚くべきことではないのかもしれません。
チョリッチのATPツアー500の大会の優勝は初めてのはず。
期待の若手がついに目を醒ましたか!?
それにしても若干21歳にしてATP500レベルで優勝とは恐ろしい・・・。
このハレの大会での優勝をきっかけにブレークするかもしれません。
若手選手といえば、去年まではアレクサンダー・ズベレフがダントツで成績を残していました。
もちろん今年もズベレフはマスターズのタイトルも獲ったりと、ダントツで活躍中です。
しかし今年は、全豪オープンでベスト4に進出したチョン・ヒョン。
全仏オープンで準優勝したティーム(ちょっと世代が上だけど)。
そして今大会、ハレで優勝したチョリッチ!
若手の先頭を走るズベレフもうかうかしていられません。
フェデラーは無念の決勝敗退 10度目の優勝ならず
残念・・・。
個人的にはフェデラーの優勝が見たかった!
ナダルに負けない、同一大会での10回以上の優勝!
優勝していれば通算優勝回数99回目!(とんでもない数字だ・・・)
ナンバー1の維持!
いろいろなものが懸かっていた決勝でした。
しかしチョリッチという若手の覚醒にフェデラーの記録は拒まれてしまいました。
無念・・・。
しかしそれよりも心配なのは、フェデラーの体調です。
今大会はフェデラーにしては異常なほどサービスブレークをされています。
やはり今のフェデラーに2週連続の決勝進出は厳しかったのかもしれません。
グランドスラムも2週ですが、ツアーの2週連続のほうがちょっときついでしょうから。
思い返せば、先週のメルセデス・カップも厳しいものでした。
復帰戦で難しいところで、準決勝ではキリオスとのタフマッチ。
そこで優勝したかと思えば、ハレでの連戦。
ペール、エブデン、クドラ相手に、フェデラーにしては苦しんだように思います。
(もちろんどの選手も強いんですけどね)
フェデラーは惜しくも今大会は準優勝となってしまいましたが、ウィンブルドンでは前人未到の9回目の優勝をしてほしい!
そのためにもゆっくりと休養をしてウィンブルドンに備えて、ウィンブルドンでは芝の王者のプレーを再び見せてほしい!!!
しかしやっぱり、フェデラーに優勝してほしかった・・・。
もっとも、チョリッチの優勝もすばらしいものです。